Twitter が人気を集めている理由に、API の公開があります。API とは、Application Program Interface の略で、簡単に言うと、Twitter に何らかの命令を出すと、Twitter がそれに応じた情報を返してくるというものです。つまり、用意されている API によって得られた情報を活用すれば、Lototter のようなアプリケーションを作ることができるのです。
続きを読む "Twitter の API を使いこなす" »
三浦哲郎さんが亡くなった。高校の教科書で「春は夜汽車の窓から」に出会い、優しく温かな文体が好きになった。死を悼む新聞記事の中には筆が遅かったという話があり、あの言葉たちは、時間をかけてひとつひとつ紡ぎ出されたものだったんだなぁと、しばらくぶりに手に取った書籍の頁をめくった。
続きを読む "三浦哲郎さんの訃報にふれて" »
最近、無性に無力感にさいなまれることがある。何もできない自分に絶望し、これからどうなっていくのだろうという不安ばかりが大きくなってしまう。当たり前のことだけれど、夫婦のことは夫婦にしか分からない、家族のことは家族にしか分からない、自分のことは自分にしか分からない。
続きを読む "夕暮れ時はさみしそう" »
大好きなのに、世間体という常識を乗り越えられずに、婚約破棄を選択せざるを得なかったふたり。まわりから見れば非常識としか思えない障壁を乗り越え、結婚に至るふたり。思春期、得体の知れない寂寥感、常識と非常識のはざまで揺れ動く心模様を瑞々しく描いた物語を読んだ。
続きを読む "さようなら、婚約者" »
「プラナリア」が気に入ったので、古本屋で山本文緒さんの作品を見つけては読んでいる。「ファースト・プライオリティー」は少し短過ぎるきらいがあったけれど、本作は 12 編の短編集ということで、内容はもちろんのこと、密度も展開も絶妙な頃合いでとても楽しく読めた。
続きを読む "みんないってしまう" »
「あなたにとって、大切なものは何ですか」、この命題に迷うことなく答えられるのなら、倖せであると言えるはず。一番簡単そうに思えることが難しい、それが大人として生きていくということなのか。31 歳、それぞれに個性的な女性たちを 31 通りに描いた短編集を読んだ。
続きを読む "ファースト・プライオリティー" »
馴染みのない生き物がタイトルの短編集。プラナリアは渓流などに住む扁平動物で、再生能力が凄まじいという。身体をいくつに切り刻まれても、その断片から新しい個体が再生するらしい。主人公は、次に生まれてくるならプラナリアにと希望する 20 代の女性。
続きを読む "プラナリア" »
「どんなことでも、君のことは何でも知りたいから」、勇太の言葉に主人公の心がとけていく瞬間。二人の心が通じ合う最後のシーンに、人を好きになること、心を許すことの本質が書かれています。人を愛することの難しさと尊さ、著者の想いが伝わる物語です。
続きを読む "約束のない日曜日" »
最近、SQL のプログラムをすることが多くなりました。以前は、ユーザーのローカル環境で仕事をすることを前提にアプリケーションを開発していましたが、今はネットワークで繋がることが当たり前、そして、情報は一元化して共有することが当たり前の時代になりました。
続きを読む "SQL は人生の如く" »
物語の舞台は政界。作品を通して感じたことは、政界というところには、目を覆いたくなるようなこと、耳を塞ぎたくなるようなことが数あまた蠢いているのだということ。もちろん、物語はフィクションではあるけれど、現実の世界もそう変わらないのでしょう。
続きを読む "すぐそばの彼方" »
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