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2010.01.21

背番号 19 にさよなら

IMGP7347v100人生、いつ何が起こるのかは誰にも分からない。かつて、巨人と阪神のエースとして活躍した小林繁さんが亡くなった。何の前触れもなく、北海道日本ハムファイターズのピッチングコーチとしてキャンプに向けた準備をしていた矢先の出来事、57 歳という余りにも早過ぎる死に言葉が見つからない。

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PENTAX *ist DS + SIGMA 30mm F1.4 EX DC

独特のピッチングフォーム、細腕のサイドスローからキレのある球を投げる姿は本当に恰好良かった。野球少年だったあの頃、小林繁投手の真似をして投げていたことを思い出す。フォームだけでなく、プロとしての生き方も素晴らしかった。江川事件ではトレードについて、「同情はいらない、阪神から乞われて行くのだから喜んで行く、移籍先での成績を見て欲しい」とコメントした。

本当は、言いたいことは山ほどあったはず。でもそれは心の中にしまって、与えられた環境でプロとしての仕事をした。あの時、小林繁さんがトレードに応じていなければ、プロ野球界は分裂していたという話が伝えられている。実力のある選手は大リーグに移籍することができるようになった昨今ではあるけれど、今の環境があるのは小林繁さんのお陰と言っても過言ではないだろう。

数年前、黄桜の CM で江川卓さんと共演した小林繁さんの言葉が印象に残っている。「しんどかったやろなぁ、俺もしんどかったけどな、二人ともしんどかった」。CM がなければ、会って話をすることも無かったであろう二人。計り知れないほど長くて重い 28 年という歳月を経て、二人の人生の轍が再び交わることになって本当に良かったと思う。酌み交わした酒も格別な味わいだったに違いない。

背番号 19 にさよなら。心からご冥福をお祈りいたします。

IMGP7364v100

PENTAX *ist DS + SIGMA 30mm F1.4 EX DC

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コメント

 年末、茅ヶ崎会で久しぶりにお会いしたHです。
 私も今回のニュースには本当に驚きました。特に、そのとき見たニュースが、最初に小林氏の映像だけが流れ、一体、何のニュースだろう?という感じだったものですから…
 感じたことは、上のブログに書いていただいていることに尽きるかと思います。
 男は黙って……結果も出したすごい人でした。
 かつて関西に住んでいたこともあり、当時は阪神ファンでしたので、実に頼もしかった…
 投球フォームがそこらじゅうでモノマネされていましたね。まさしくユニーク、ただ一つの存在でした。
 月並みですが、ご冥福をお祈りするばかりです。

投稿: 元阪神ファン | 2010.01.22 19:30

♪元阪神ファンさん

コメントありがとうございました。
昨年末はお会いできてうれしかったです。

小林繁さんの葬儀には、たくさんの人が参列されたようで、
生前のお人柄をうかがうことができました。いつも思うことですが、
人生、いつ何が起きるかは誰にも分かりませんね。
だからこそ、今、こうして生きているということに感謝して、
毎日を過ごさなければと、常々そんな風に思っています。

まだまだ寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
次に(夏?)にお会いできるのを楽しみにしています。

投稿: 現代音協楽 | 2010.01.24 20:20

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