*ist DS の後継機は K-7 で決まり!
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
ペンタックスのホームページでティーザー広告が始まってから、ずっと楽しみにしていた「NEW K 体感 & トークライブ」。「ペンタックスにいちばん厳しいあなたにこそ、いち早く触れていただきたい」というコピーにワクワクし、ネットに流れる噂を見てはひとりで一喜一憂していました。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
私が使っている *ist DS 以降、たくさんの新機種が発売されました。もちろん、スペックはどんどん良くなって、それぞれ魅力的なカメラであるには違いないのだけれど、どこか購入に踏み切れない理由がありました。それは、グリップの握りやすさであったり、筐体の大きさであったり、ファインダーの見やすさであったり。もし、最初に購入したカメラが *ist DS でなかったら、そんな視点で一眼レフを見ることはなかったかも知れません。逆に言えば、それだけ *ist DS が良くできたカメラだったとも言えるのです。そして、私の感性にピッタリ合っていた。そんな訳で、今回リリースされる K-7 には、大きな期待を抱いていました。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
前置きが長くなりましたが(笑)、まずタッチ&トライコーナーの様子から。混雑防止のため、ひとり 5 分だと前置きされましたが、スタッフの方がストップウォッチで時間を計っているというようなことはなく、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれたのが印象的でした。実機を持った瞬間、スタッフの方に思わず「これを待ってたんですよ」と言ってしまいました。大きさは、スペックでは *ist DS より大きく、K20D より小さいのですが、私にはほとんど *ist DS と同じくらいに感じられました。グリップもいい感じ。マグネシウム合金のボディーだからでしょうか、たわみの無い引き締まった感じ、これまでに無い感触です。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
視野率 100 パーセントのファインダー。トークライブによると、新しいフォーカシングスクリーンを採用して、ピントの山の見やすさを重視したかわりに、少しだけ暗くなったということでした。でも、私には気になる程でありませんでした。それよりも、ボケ味まで確認できるメリットの方が遥かに大きいと感じました。昔、Mac の DTP(Desktop Publishing)で、WYSWYG(ウィズウィグ = What You See Is What You Get)がいかに素晴らしいものかを体験したときの感動が甦ります。これは正に一眼レフの WYSWYG、「見えているもの = 撮れているもの」って本当にいいですね。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
オートフォーカスも快適。合焦した後の迷いが改善されているということらしいのですが、私は基準が *ist DS ですから(笑)、最近の機種はどれも快適だなと思っていました。ファインダーの右上には見慣れないバーグラフ。これが噂の電子水準器で、カメラの傾きに応じてリアルタイムに水平を検知してくれます。風景写真を撮ると、微妙に傾いた写真になってしまうのは、単に私が下手なだけなのですが、電子水準器の搭載で、撮影時の構図調整が格段に簡単になりそうです。iPhoto の傾き補正は手軽で便利だけれど、調整後の画像サイズが少し変わってしまうので、撮影時から水平をキープできるにこしたことはありません。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
楽しみにしていた動画撮影。試し撮りした動画を背面の液晶でプレビューしてみましたが、画質の美しさには驚きました。オートフォーカスは撮影前だけで、撮影中にピントを合わせたければマニュアルで。この点については、パナソニックの LUMIX DMC-GH1 に一日の長がありますね。それでも、動画にもカスタムイメージ設定が可能、30fps、撮影中の露出制御、外部ステレオマイクに対応など良い点もたくさんあります。フォーマットが Motion JPEG ということで、動画から 1 フレームを切り出すことができるメリットも。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
トークライブで、田中希美男さんが太鼓判を押していた DR II(Dust Removal II)。K20D の DR は一体何だったのかと思えるくらいゴミが付着しないらしい。ゴミ対策で飛び抜けているのはオリンパスというのが周知の事実ですが、K-7 の DR II はオリンパスのそれに完全に並んだということでした。それにしても、トークライブでの田中さんとペンタックス開発陣のやり取りが面白かった。ユーザー側の要望を次々とぶつける田中さんと、簡単に「やります」とは言えない開発側。鋭い突っ込みに口をつぐむ開発陣に、「言わなくていい、ファームウェアのアップデートでやってくれるそうです」という田中さんの無理矢理なまとめに、会場からは笑いがこぼれていました。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
でも、そんな無茶振りにも真摯に応えてくれそうな、ユーザー想いの人たちが K-7 をつくっているのだということを知ることができて良かったです。そして、開発者の生の声を聴くことができて良かった。生きた情報というのは、ウェブやカタログから得られるものとは違って、血となり肉となって、やがて自分が成長するために役立つもの。どんなことでも、外に出て自分で体験することの大切さを、改めて確認した一日でした。「小型化」と「ハイスペック」を両立した K-7、私にとっては、ようやく *ist DS の真の後継機だと言える一眼レフの登場です。「プレミアム・スモール」、ペンタックスさん、素敵なカメラをありがとう。発売を楽しみにしています。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
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