はじめに言葉ありき
前回のエントリーを読んだ方から、「話をするのは心の栄養」つながりで、とても興味深いお話を聴かせていただきました。女性には、お喋りによって快感を感じる脳内物質を分泌させる脳の仕組みが備わっているとのこと。「女性は喋ることでストレスを解消できる」と言われる所以です。
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お喋りや言葉に関連して、周産期医療に携わるお医者様のお話から。赤ちゃんが言葉を覚える時、男性と女性を比べれば、一般的には、お喋り好きな女性の方が、赤ちゃんにたくさん言葉を聴かせることができる。そうすると、赤ちゃんも言葉を獲得しやすくなるし、脳の発育にも良いそうです。
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例えば、未熟児や障がいを持って生まれた赤ちゃんに対して、あらゆる愛情が注がれ多くの言葉をかけられて育った赤ちゃんと、健常ではなかったことがショックで子育てに愛情を持てなかった母親に育てられた赤ちゃんとでは、明らかに前者の方が発育の度合いが良いし、障がいの残り方も少なくなるそうです。
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最近では、テレビや携帯電話を見ながら授乳する母親も多い。意識が子供以外にいってしまうので、子供の眼を見なかったり、子供に話しかけたりしなくなったりしてしまいます。それだけのせいではないだろうけれど、昔に比べて、病気や遺伝が原因ではないのに、発育が遅れてしまう子供たちが確実に増えているということです。
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「親子の絆」という言葉があります。大人になった私たちにとっては、普段は連絡がないのが元気な印であったり、会えば言葉は少ないけれど心が通じたりと、それはそれでもいいのかなと思います。でも、生まれてからある程度の期間の子供たちとっては、「親子の絆」は、まさに「言葉の絆」と言っても過言ではないと思うのです。
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昨今の悲しい事件を見ていると、人とコミュニケーションする能力が欠けていたり下手だったりということを、考えずにはいられません。人が育ってきた環境は十人十色。これが正解でこれが不正解というようなものではありませんが、言葉の大切さ、それも文字だけによるものではなく、話すことによるコミュニケーションがいかに大切であるかを改めて考えさせられました。
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