しあわせ
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
歳を重ねて、しあわせについて、生き方について、そんなことをよく考えるようになりました。人と人のつながりについて、好きなことについて、笑顔について、そして涙について。生きるということは楽しいことばかりではないけれど、せめて気持ちだけは前向きに、そう思って今を生きています。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
生きていれば、落ち込むこともあるし、前を向けない時もある。そんな時、私を支えてくれる多くの人が周りにいてくれるように、誰かが辛いときには、私がもらった力を届けたい。言葉だけでなく、写真や詩、唄、笑顔や涙で何かを感じてもらえれば、そして前を向くきっかけになればいいなと思います。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
閑話休題。高校生のころ、「LOVE TOKEN」という曲を書いたことがあります。あの時は、一気に詩と曲ができて(それも自分では完璧な仕上がりだったので)、もしかして自分は天才じゃないかと思ったものでした。もちろん、実際には天才ではなかったのですが(笑)
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
実は最近、「LOVE TOKEN」をつくってから、ずっと味わうことのなかった気持ちを思い出させてくれた、そんな曲ができました。晴れた日の午後、自転車に乗っていたら、詩と曲が次から次へと浮かんできたのです。いつもは、鼻歌を歌って終わりになるのですが、その日は最初から最後まで歌えちゃうくらいの勢いでした。それもとびきりいい曲です。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
これは絶対に書き留めなければと、慌てて自転車を降りてノートに走り書きしました。次の日、一日推敲して、できた詩に「しあわせ」というタイトルをつけました。これまでつくってきた曲には、何か伝えたいものが自分の中にハッキリとありましたが、この曲には、それ以上に別の感情が湧き出てくるのを感じながら、言葉を紡ぎ、メロディーを奏でる時間を過ごしました。
PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
もちろん、この曲で伝えたいものは、私の中に確かにあります。でもそれよりも、詩を読んでくれた人、曲を聴いてくれた人、それぞれが自分なりの今を感じて、「明日から頑張ろう」、そんな風に思えるきっかけになってくれたら、上手く言えないけれど、そんな気持ちがとても大きな曲になりました。
「しあわせ」
風にゆれる 水面のように
あなたは小さく 手を振った
遠ざかる僕に 小さく笑顔をみせた
まわりの誰にも 気がつかないくらい
想いが溢れて こぼれ落ちてゆくのに
言葉にできない自分が 悲しくなる
それでも あなたが生きていてくれるなら
それだけでいいから それだけでいいから
曇り空から 雨が降り注ぐように
苦しみや悲しみが 絶え間なくやってくる
あなたならきっと 困難(かべ)を乗り越えてゆける
神様は僕らに 何を授けようとしているのだろう
追いかければ 必ず遠ざかるものたちよ
見慣れすぎて 見失いそうになるものたちよ
あなたと 同じ時刻(とき)を僕も生きてる
それだけで倖せだから それだけで倖せだから
想いが溢れて こぼれ落ちてゆくのに
言葉にできない自分が 悲しくなる
それでも あなたが生きていてくれるなら
それだけでいいから それだけでいいから
あなたにとって 明日が良い日でありますように
また明日 あなたの笑顔に会えますように
作詞 : 植田 洋一
作曲 : 植田 洋一
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コメント
私はこの詞を拝読して、まず最初に「祈り」という言葉が浮かびました。
「しあわせ」というタイトルをつけた植田さんとは少し違った心境なのでしょうね。
人は皆誰もが何らかの苦しみを抱えています。そしてそれは、決して他人と比べられるものではないでしょう。
でも誰もが壁の向こうからわずかでも光が見えることを日々祈り、見えた一瞬をしあわせと感じるのでしょう。
今の壁は高いです。しかもつかみどころがありません。でも今日よりは明日が少しでもよくなることを信じて、この詞のように明日への希望を祈って、今夜は寝床に入ります。
投稿: bin_chan | 2008.08.18 22:55
♪ bin_chan さん
人それぞれに、倖せのかたちがあると思います。
この詩は、そんな人それぞれにある倖せを、生きるということの倖せを
少しでも考えてもらえれば、そんな想いで書きました。
だから、こうして bin_chan さんがコメントしてくれたことそれだけで、
この詩を書いて良かったと心から思っています。
bin_chan さんの前に立ちはだかる壁は、
きっと bin_chan さんなら越えてゆけると信じています。
投稿: 現代音協楽 | 2008.08.21 23:39