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2007.04.14

春風に桜散る

IMGP2356「梢うつ雨にしをれて散る花の 惜しき心を何にたとへむ」

「風に散る花の行方は知らねども 惜しむ心は身にとまりけり」

平安時代の歌人、西行が詠んだ歌です。

散りゆく桜に、世の中の無常や、人生の様々な出来事を重ね合わせているのだと想像するのですが、それにしても趣きのある歌だと思います。桜の花は散ってしまうけれど、別れを惜しむ心は残る。季節が移り変わり、また桜の咲く季節が訪れる。別れがあって再会がある。その繰り返しが人生なのですね。

人生に訪れる苦難や挫折も、その時は辛くとも、前向きに歩くためのきっかけだと思えば、少しは心も軽くなるはずです。私が「桜散る」をつくったのが高校時代、人生の云々を考えて書いた訳ではありませんが、今改めて考えると、そろそろ続編を書いても良い年齢になったのかも知れません。

「桜散る」

春風の中 かねてから噂の
奴が君に手渡した 白い封筒

僕はといえば 君を見つめてるだけ
仕方ないさ 君とも今日でお別れ

 君を想った季節は過ぎて それぞれの道へ
 僕は見守る 後ろ姿を
 一度も 一度も 一度も言葉さえ交わせずに

ああ 桜散る 桜散る それでも君が好きさ
僕の心の中を 風が吹き抜けてゆく

桜散る 桜散る その向こうを君は
一度も振り返らずに 歩いてゆく

僕の大事な 卒業写真の中
ポニーテール 微笑んだ君を忘れない

もしも何処かで たとえ君と会っても
言えるはずの無い言葉 心に刻んで

 それでも君が幸せならば ただそれだけでいい
 君が遠くなる 後ろ姿に
 薄紅 薄紅 薄紅 涙雨降り注ぐ

ああ 桜散る 桜散る それでも君が好きさ
僕の心の中を 風が吹き抜けてゆく

桜散る 桜散る その向こうを君は
一度も振り返らずに 歩いてゆく

作詞:植田 洋一
作曲:植田 洋一

歌はこちらで聴いてください。

IMGP2356

PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL

IMGP2396

PENTAX *ist DS + smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED

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