記事:菅谷研 新年度予算成立
予算案によると、平成 4 年度の部屋費予算は総額 10 万 800 円で、昨年の一ヶ月 1000 円から 800 円に値下げされた。株価の低迷やバブル経済の崩壊にもかかわらず部屋費が値下げされたのは、菅谷研での植田悪徳商会の経営が順調であること、部屋費収入の早期取り立てによって部屋費滞納者がほとんどいない( 1 人を除く)ことなどから、学生の負担軽減を狙ったものと考えられている。
そんな中、昨年度の部屋費徴収原簿が何者かの手によって盗まれていたことが明らかになった。調べによると、4 月 12 日(日)午後 5 時頃に研究室にやって来た磁気組の植田氏が、何気なく大画面組の山下氏の机を見たところ、春休み中、研究室を訪れた気配のなかった山下氏の机が荒らされているのを発見した。
植田氏は菅谷研の会計を務めており、平成 3 年度の会計決算で、山下氏が昨年夏から部屋費を滞納していたことに気づき、山下氏に対して部屋費の滞納分をすみやかに支払うように請求していた。山下氏は、再三の請求に対しても全く部屋費を支払う様子がなかったため、植田氏は証拠を示そうと、山下氏の机の上に部屋費徴収原簿を置いたという。
この盗難事件が、山下氏自身による証拠隠滅作戦であるのか、それとも別の組織によるものなのかは現段階では分かっていない。菅谷研では、昨年の 11 月に部屋費強化月間として、先払い者に対して部屋費の割引きを実施し、ほとんどの学生が部屋費を完納した( 1 人を除く)。にもかかわらず、山下氏がなぜ部屋費を払えなかったのかは、彼のマッキントッシュが相変わらず 2 メガのメモリーしか装着できていないことと並んで、菅谷研の七不思議となっている。
山下氏は、これに関してメモリーのことには触れず、「クアドラにアップグレードできるのは僕だけ」と強気の発言をしているが、大画面組の先輩にあたる江頭氏は、「山下がアップグレードする頃には、68080 マシンが出てるよ」というコメントを発表している。
菅谷日報では、これまで部屋費に関する実名報道を差し控えてきましたが、今回、盗難事件の早期解決を願い、実名での報道に踏み切りましたことを、ここにお断り致します。
1992 年 4 月吉日発行:菅谷日報より
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