耳栓の快楽(2)
(前回からのつづき)
ところで、外出先で耳栓を使いたくなるといっても、なかなか黄色いスポンジを耳からはみ出して、歩いたり立ったり座ったりしているのはなかなか勇気がいることです。(ちょっとね)
そこで代用として使うのが、イヤホンです。
ぼくはイヤホンというアイテムがとても好きで、かなりたくさんのイヤホンを持っているんですが、そのなかから最近は、3機種のイヤホンを気分によって使い回しています。
1. iPod付属のオープンエア型
2. SONY EX51インイヤー型
3. ETYMOTIC RESEARCH ER-6iインイヤー型
このなかでも、ER-6iの密閉度は強力で、ノイズキャンセラーヘッドホンと比較してもはるかに外部の騒音が聞こえにくくなります。しかも電池を使わずに。

もしかすると耳栓よりも強力かもしれません。というのは、耳栓の遮音性能は周波数域によって傾向があるからです。ER-6iのイヤーカナルは、まさに耳に栓、コルク栓を挿すようなもので、「密閉」そのものです。
そのおかげで、たとえ電車のなかでも相当ボリュームを絞って音楽を聴くことができます。iPodの目盛りで1/5以下でもう十分な感じです。(といったらiPod使いの方には通じますか?) これがiPod付属のオープンエアの場合には、だいたい目盛り1/2から上に上げてしまうのですから、最近のiPod難聴が云々、という話もむべなるかな、という感じです。
このER-6iイヤホンを手に入れてからは、特に音楽を聴きたい、という気分じゃない日にも、意識的にイヤホンで耳栓をしてでかけることが多くなりました。耳栓(イヤホン)をして電車に乗って、それを外したときのノイズレベルのギャップには、いつもぎょっとするものがあります。
相当やかましい世界に、今やぼくたちは生きているわけです。
(つづく)
(文責: spoonik)
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