時価総額
最近、世間を騒がせているこの言葉、私は株についてお話できる知識も経験も持ち合わせていませんが、ブログの時価総額を評価してくれるサイトを見つけました。やり方は簡単で、URL を入力するだけです。入力後、一瞬で結果が表示されます。さて、現代音協楽の時価総額やいかに…。

My blog is worth $5,080.86.
How much is your blog worth?
結果は、5,080.86 ドル。日本円だと 60 万円弱くらいでしょうか。どういう方法で評価しているのかは謎ですが、テクノラティの API を使っていると書かれてあるので、内容を解析するというよりは、エントリーやトラックバック、コメント、リンクの数を数えているのだと思います。
現代音協楽の時価総額が 60 万円だとすると、これまで書いたエントリーは 126 ですから、1 エントリー当たりの値段は約 4,800 円になります。これが高いのか安いのかは意見の別れるところですが、私は、ブログの文章が駄文であることを除けば、4,800 円を遥かに上回る価値があると思っています。
その理由は、それぞれのエントリーに寄せられたコメントやトラックバックが、お金では買えない価値を生み出していると考えるからです。それぞれのエントリーによって生まれた人と人とのコミュニケーションは、単純にお金を出せば買えるというものではありません。
さて、人々が物々交換をしていた頃、お金はありませんでした。それでは不便だということで、貨幣が生まれたのですよね。お金は、物々交換していた物と同じ価値を持つという共通の認識があるからこそ、貨幣として存在することができるのです。
しかし、価値の対価ではなく、お金のためのお金というやり方を考えついた人がいます。お金を動かして年収数億円、数千万円を得る人がいる一方で、例えば病院で多くの患者のために働く人の年収が数百万円だったりします。では、その差は本当に額面通りなのでしょうか。
最近、世の中が、お金それ自体に価値があるという風潮になっているような気がします。持たざる者のひがみと言われてしまいそうですが、価値というものは、それを生み出す人間にあるのであって、決してお金自体に価値がある訳ではありません。
生きていく上で、お金が必要なのは言うまでもありません。しかし、お金に対する考え方や価値観を見失い、何のために生きていくのかも分からず、ただお金だけを追い求めることは、とても不幸なことだと思います。最近の騒動の中で、そんなことを考えていました。
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コメント
ご無沙汰しています。
内容的に僕が食いつきやすいネタなので釣られてみます(w。
僕なりに思うに、最近の一連の問題は個々人のモラルや「恥」の欠如だと思います。
「これをやっちゃあ人としてマズいだろう」みたいな価値判断がだんだんなくなっているんでしょうね。
ところで、僕は「お金を動かして年収数億円、数千万円を得る人」と以前働いていた事があるし、母親のがん治療の際「病院で多くの患者のために働く年収が数百万円の人」とも出会ったことがあります。
その経験から言うと、金融取引で稼ぐ人というのはそれに見合ったリスクをとってその結果としての対価を受け取っています。よく「額に汗して稼いでいない」とか批判されることが多いですが、この分野でまともに稼ごうとしている人は誰も楽はしていないと思います。
そして献身的に働く医療関係者が大勢だとは思いますが、謝礼として当然のように現金を受け取る医者や、患者をモノ扱いする看護師も実際見ました。
僕は仕事の内容というより職業に対する倫理観や人としての「徳」の問題だと思っています。古臭い感じはするけど…。
投稿: くげっこ | 2006.01.23 12:20