優しい音楽
短編小説が好きです。気軽に読めることはもちろんですが、短い物語の中に、登場人物の生き様が凝縮されていて、濃厚な読後感が残るのが好きなのです。
| 優しい音楽 | |
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瀬尾まいこ氏のこの著書には、「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の 3 編がおさめられています。どの作品も面白かったのですが、その中でも私のお気に入りは「タイムラグ」。物語は、主人公の深雪が、恋人である平太の子供を一日預かる約束をさせられてしまうところから始まります。深雪は、既婚者である平太と不倫関係にあり、平太が妻のサツキと結婚記念日の一泊旅行へ行く間、娘の佐菜を預かることになるのです。そんな二人が過ごした一日とは…。
全ての物語の状況設定に、多少現実離れしたところもあるのですが、私が強く感じたのは、人の心を柔らかにしたいという筆者の優しい思いが、物語の根底に流れているということです。人の温かさにほっとできて、とても爽やかな読後感でした。本の帯に「だけど少しだけ、がんばればいい。きっとまた、スタートできる。」とある言葉は、私には「時には立ち止まればいい。また歩き出せばいいのだから。」という意味にも感じられました。
梅雨のあとさき、雨の日には、「優しい音楽」で心穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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優しいお話。
なんだか微妙…
優しすぎる小説
コメント
現代音協楽さん☆トラバありがとうございます。
瀬尾さんの小説って心優しい人が必ず登場して、なんだかほっとするんですよね。
ところで、わたしは小学校の時は鼓笛隊で、中学校の時はコーラス部の助っ人、高校時代はブラバンでした。
音楽好きの人生をずっと続けていきたいなと思ってます。
これからも、どうぞよろしく。m(__)m
投稿: Roko | 2005.06.15 22:45
♪ Roko さん
はじめまして。
私も小学生でピアノを習い、中学時代はブラバン、高校時代はギター、
大学時代はフォークソングと、音楽と隣り合わせの毎日を過ごして
きました。就職してからは、音楽から離れてしまった期間が長く続き
ましたが、そうした日々を反省して、今後は忙しさを言い訳にせず、
また音楽活動を復活したいと思っています。
そんな中で読んだ瀬尾さんの小説は、まさに優しい音楽に溢れて
いました。私も、そんな優しい音楽を奏でられるようになりたい!
こちらこそ、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 現代音協楽 | 2005.06.20 15:14