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2005.04.15

桜散る

春風の中 かねてから噂の
奴が君に手渡した 白い封筒
僕はといえば 君を見つめてるだけ
仕方ないさ 君とも今日でお別れ

 君を想った季節は過ぎて それぞれの道へ
 僕は見守る 後ろ姿を
 一度も 一度も 一度も言葉さえ交わせずに

ああ 桜散る 桜散る それでも君が好きさ
僕の心の中を 風が吹き抜けてゆく
桜散る 桜散る その向こうを君は
一度も振り返らずに 歩いてゆく

僕の大事な 卒業写真の中
ポニーテール 微笑んだ君を忘れない
もしも何処かで たとえ君と会っても
言えるはずの無い言葉 心に刻んで

 それでも君が幸せならば ただそれだけでいい
 君が遠くなる 後ろ姿に
 薄紅 薄紅 薄紅 涙雨降り注ぐ

ああ 桜散る 桜散る それでも君が好きさ
僕の心の中を 風が吹き抜けてゆく
桜散る 桜散る その向こうを君は
一度も振り返らずに 歩いてゆく

この唄をつくったのは、高校を卒業する直前でした。春は出逢いの季節であると同時に、別れの季節でもあります。残念ながら、高校時代の大部分を男子クラスで過ごした私には、この唄の主人公のようなドラマはありませんでしたが…。

オリジナル曲については、実話に基づくものもあれば、全てフィクションのものもあり、その楽曲が生まれた背景は様々です。そして、たとえ全てがフィクションであっても、その中に 1 つでも伝えたい何かがあるのならば、その作品はある意味真実であると思っています。

この唄で伝えたかったこと、それは、好きな人を想う心、好きな人に対する愛おしさ、それを好きな人に伝えられないもどかしさ。青春時代、遠くから見守っているばかりで、告白できるはずもない秘めた恋心。今の若人にしてみれば、共感どころか、理解さえもしてもらえないかも知れません。

昔、"恋" という字は "戀" と書きました。「いとしい、いとしい、と言う心」、4 つの言葉を組み合わせて "戀" という字が生まれたという話を聞いたことがあります。「恋は求め続けるもの」「愛は与え続けるもの」と言いますが、悲しいかな、私が知っている恋は「見守り続けるもの」だったのです。

「桜散る」、そんな古くさい恋の唄です。

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コメント

私が一番好きな曲です。
感動する曲、共感できる曲など、いろいろ世の中にはありますが、
「自分を重ね合わせることができる曲」が私にとってのベストソングです。
ということは、私も「見守り続ける恋」だったのかも。。。

投稿: bin_chan | 2005.04.19 00:00

♪ bin_chan さん
ベストソングに選んでいただいて光栄です。
「見守り続ける恋」は、青春時代の想い出として
大切にしまっておきたいものですね。
今度飲む時には、そんな話も聞かせてください。

投稿: 現代音協楽 | 2005.04.20 01:11

ご無沙汰しております。
久し振りに覗いたら懐かしい歌の歌詞が載っていたので思わずトラバします:-)
卒業式の事、思い出してしまいました。久し振りに大橋に行きたいな。

投稿: minami-ya | 2005.05.10 23:01

♪ minami-ya さん
こちらこそ、ご無沙汰しています。
この唄、いろんな行事で歌わせていただきましたが、
卒業式のステージでみんなと歌ったことは一生の思い出です。
さて、私も大橋が懐かしくなってきました(笑)
同窓会を大橋で開催するなんてどうでしょうか。

投稿: 現代音協楽 | 2005.05.17 23:55

いいですねー。同窓会。
卒表して15年以上ですか、、、、
すずめはまだあるんだろうか?(笑)

投稿: minami-ya | 2005.05.19 21:27

♪ minami-ya さん
すずめ…新歓で意識失いました(苦笑)
同窓会は、すずめでいいですか?

投稿: 現代音協楽 | 2005.05.23 00:10

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