天声人誤:新年を迎えて
年が明けた。大晦日から元旦への一夜を過ごす度にいつも感じることは、普段と変わらない時間の経過なのであるが、自然と厳粛な気持ちになるということである。
過ぎ去った一年を振り返る。得たもの、失ったもの、出逢った人、別れた人、様々な出来事が思い出される。年末には、新聞やテレビにおいて盛んに重大ニュースが取り上げられるが、小誌もご多分にもれず、遅ればせながら選ばせていただきたい。
まず何といっても、小誌が創刊されたことである。大勢の圧力に屈服することなく自由を勝ち取るために、これからも言論の自由を守り、編集部が一丸となって闘っていきたい。
海外からの研究員を迎えたことも印象深い。外地から来た A 氏は、恐らく九州人の手荒い歓迎に面食らったことであろう。これが文化というものなのだ。
悲しい事件もあった。大学院生がいじめられ、人権救済を申請するという事件である。喧嘩両成敗というが、いじめの場合は根が深く問題も単純ではないので、慎重な対応が必要である。
年末、S 教授に連れられ中洲で豪遊したことは、各人の記憶に新しいことだろう。アルコールがこれほどまでに人格を変えてしまうということを改めて認識した。
まだまだ書ききれない程のニュースがあったが、ともあれお後がよろしいようで。今年も良い年であることを願う。
1992 年 1 月吉日発行:菅谷日報より
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