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2005.04.19

記事:1992 年 どうなる菅谷研 - 人口密度、史上最高を記録か -

未年が終わり申年が始まったが、菅谷研究室の 1992 年には難題が山積している。

最大の懸案は、増え続ける入国者による人口密度の過密化をどのように解決するかである。通常、研究室において学生の在籍期間は、一年もしくは大学院に進学した場合でも三年であるが、当研究室では居心地が良いためか、近年、四年次だけでも、二年もしくは三年と在籍する者がでてきている。今年度は、昨年度の出国者二名に対して、入国者が五名であったために、研究生が一部屋では収まらず、実験室を第二の研究室にするため、実験室を昨年退官した T 教授の空き部屋に臨時的に異動した。環鏡庁の人口問題審議会の予測によると、来年度の入国予想人口は五人で、出国予想人口の三人を大幅に上回っており、実験室の臨時異動措置も今年度限りであることから、四月以降は大幅な人口密度の増加によって、生活環境の悪化は避けられない状況となってきた。

また、研究室構成員の入れ替わりによって、派閥の勢力関係がどのように変化するのかも注目を集めている。現在、当研究室の勢力分布は、磁気組では「幸せの植田会」そして大画面組では「不幸の江頭会」の二大派閥に大別されるが、大学院二年の江頭氏が政界引退を表明しており、派閥の領袖を誰が引き継ぐのか、予断を許さない状況である。年功序列に従えば山下氏であるが、キャリアでは茅嶋氏の方が長い。茅嶋氏は「そりゃ、山下さんでしょ」と先輩を立てた発言を繰り返し、一方の山下氏も「俺は下っぱの方がいい」と現段階では腹の探りあいといった所である。江頭氏の後継者指名が行われていないこともあり、状況はしばらくは流動化するとみられている。

一方「幸せの植田会」でも、中川氏が大学院に進学するのにともなって、新派閥を結成する動きもでてきている。これは、領袖である植田氏が青春路線を貫こうとしているのに対し、中川氏はチャラチャラ路線への傾倒が顕著で、二人の政治信念の違いによる確執が原因と噂されている。中川氏が離脱した場合、新派閥「ギョピちゃん会」の結成が予想されるが、果たして何人の同志を集めることが出来るかが注目されている。

さらに、現在、ウルグ・アライ・ラウンドによって、完全に言動が監視されている磁気組の新井氏が、欲求不満を爆発させることも予想されている。新井氏は、新年になってからまだ研究室に姿を見せておらず(1/8 現在)、海外に潜伏したまま行方不明となっている。新井氏が帰国後どのような行動で巻き返しにでるかによっては、政局が一気に流動化に向かうことも予想される。このような状況において、新年度の政界編成が、夏以降の論文執筆担当者の選択に、大きな影響を与えるものとみられている。

1992 年 1 月吉日発行:菅谷日報より

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