記事:大学院生が人権救済申請
九州芸術工科大学音響設計学科内で、大学院一年生の男児(23)が研究室配属直後から、一年半にわたって研究室の先輩からコンピュータの事などでいじめを受け、精神状態が不安定になり、憂さ晴らしにポテトチップスとコーヒー牛乳の飲食過多で健康状態が悪化、大学院生本人が「これ以上耐えられない」と、佐賀県唐津パンチ人権擁護委員会へ救済を申し立てている事が、文武省の大学院生生活態度実態調査で明らかになった。
大学側は大学院生の訴えを放置し、「そのようないじめが大学院生にもなってある訳がない」と反論している。しかし、研究室の学生に対して直接行われた調査では、「メモリーの事とかで色々言われていた」とか「車を出っ歯で竹槍、シャコタンにしろって言われていた」など、いじめを裏付ける発言もあり、どうやらいじめの事実があった事は確かなようだ。
申し立てなどによると、いじめは研究室配属直後から少なからず行われていた模様で、当時大学四年生だった男児が大学院を受験した頃からエスカレートしていった。大学院受験の勉強に専念するために、昨年七月に行われた M 下電器企業実習に参加しなかった事が、いじめに火をつけたらしい。
八月の研究室コンパでは、会場のブリスホテルのエスカレーターに挟まれた男児を見て、S 教授が「足切りだね!」と発言したという。男児が自分の Mac を購入した後は、事あるごとにメモリーが 2 メガであるとか、68030 マシンと比較して遅いなどの陰湿ないじめを受けていた。LC などの新機種が発表された後は、同級生が新機種を購入するのではないかとおびえていたという。
今年の四月に、男児は一気に形勢逆転を狙って Mac を買い替えた。しかし、資金が底をついたのか、本体を購入しただけでビデオカードが買えず、本体は何ヶ月も研究室の机の上に置かれたままで、逆にその事が更にいじめを増大させたようだ。ビデオカードを購入した現在も、キーボードの購入には至っておらず、その事が月刊誌マックパワーに掲載された時には、かなりショックを受けていたようだった。
男児の日記には、「僕のマックが何かしたの?「からからうるさい」とか、「おそい」とか、好きでなってるわけじゃないのに。●●●●さん、いじめないでください。」(原文のまま)とやりきれない気持ちが綴られている。救済申請を出した現在も、「学校は何もやってくれない、あれだけ言ったのに」と語っているという。
1991 年 12 月吉日発行:菅谷日報より
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